Vol.5 GO FOREST! ワンコと冒険に出かけよう in トヨタ三重宮川山林

ワンコイベントがいよいよ本格始動!(好評につき9月8日まで延長募集中)

とうとう会社を辞めました。

今年の6月末で、それまで勤めていた会社を完全に辞めました。部長職まで務めた会社だったんですけど、去年から少しずつ仕事を少なくしてもらったり、なんとか副業でできないかな?と考えたりもしていたんですけど、やっと完全に会社を辞めまして。

そう語る小田さんは、なんだかとってもスッキリした表情。

お世話になった会社だから、恩返しをしたいと頑張ってきた大手通信会社を辞めて、とうとう Wans Laugh(ワンズラフ)のリーダーとして、小田さんの挑戦がこの夏、本格始動しました。

Wans Laugh は9月8日(日)まで延長募集中です。

その日、朝7時過ぎに待ち合わせした場所へ行くと、もうすでに小田さんは、地域のワンちゃんを連れた飼い主さんと話をしたり、車を準備をしたりしていました。そして、挨拶を済ませると、私を車に乗せてくれて、朝の日課にしている滝頭不動滝に連れてきれくれました。げんきくんも一緒です。

滝頭不動滝

去年の取材の時に、小田さんが話してくれた言葉が印象的で、朝の滝頭不動滝の表情を私もぜひ見てみたいと思っていました。

途中、滝から流れてくる清流と岩肌に付いた苔の青さに目を奪われていると、真夏だというのに涼しい風が肌に触れ、森の清涼感溢れる空気が体の中に浸透していくような気分になりました。

小田さん:8月に外を歩くなんて、暑くて耐えられないと思われるかもしれませんが、この森は8月が一番美しいと思います。
緑がやや濃くなって陽の光に照らされると輝くんです。地面も川も岩も人も、ワンちゃんも、みんな緑に染まるんですよ。

毎朝訪れる小田さんとげんきくんは、慣れた道をどんどん歩いていきます。車を止めた所から滝までは近くですがずっと登りです。私はこの辺りで少し息が弾み始めました。でも、山登り初心者でも歩けるよう、足場や手すりが設置してあります。

ちょっと遅れを取った私がやっと滝のそばまで来ると、そこには小田さんとげんきくんが滝を見つめる姿がありました。

なんだか神聖な・・、なんだか小田さんと元気くんが、輝いて見えるような気がしました。

この瞬間、朝日が当たるこの美しい不動滝を見つめているのは、世界中で小田さんとげんきくんの二人だけなんですね。

小田さん:あ、滝に虹が出ていますよ!

「わー!本当だ!美しいですねー!」私は最初、そう言葉にしたつもりだったけど、実際は声にできないくらい、眩しくて美しい光景でした。

落差およそ30mの滝頭不動滝を、げんきくんも、黙って見つめていました。

小田さん:落差30mの滝の、こんなに近くまで行けるのもいいですよね。

この滝頭不動滝は、今回もコースに入っています。ここ美しいので、ワンちゃんと一緒に写真を撮るのにいいスポットが結構あります。

この大きな岩の上は、そのうちの一つ。小田さんオススメの撮影ポイントです。

倒木もここではまるで芸術のようです。

北総門山

ヒメシャラの森

次に小田さんが連れてきてくれたのは、北総門山。薗地区にある公園に指定されている山です。その中でも特に北側の部分に「ヒメシャラの森」があります。

小田さん:北総門山もコースに入れました。

フォレストピアの支配人さんと話してみたら、ワンちゃんと一緒にトレッキングするのに良さそうな道だなと言うことがわかってきたんです。

総門山は、四季折々の景色を楽しめるんです。トヨタ三重宮川山林は管理されていてとても美しいんですけど、そこにプラスして、季節感を楽しめる場所も入れて、色をつけたいなと思ったんです。大台町はユネスコエコパークに選ばれただけあって、こんな雑木の森も綺麗に管理されて維持されているんですよね。

地元の人達が山を大切にしているんだなっていう感じが伝わってきます。

ところでヒメシャラは、その幹の美しさからアオギリやシラカバと並ぶ「日本三大美幹」と称されるほどなんだそうです。

私は総門山に何度か来たことがありましたが、こんな美しいヒメシャラの森があったなんて、全然知らずにいました。この森が目の前に広がった時、それは、この日2度めの息を呑む瞬間でした。

家族や大切な人を連れてきて、ここの美しさを共有できたら素敵だなって思いました。

小田さん:ここは整理されてて、全く空気感が違うんです。四季が感じられて、夏は葉っぱが広がってこんな感じです。秋は木の幹が真っ黄色になるそうで、冬は葉が全部落ちるので、日が燦々と降り注ぐんです。なので、ここは年間通じて楽しめるなと思って、ワンちゃんと楽しむ遊歩道の一つにしようかなと思っています。

さて、小田さんはヒメシャラの森を通って、どんどん奥へと歩いていきます。

目の前には大きな松の木も見えてきました。見上げても大き過ぎて、その全容は見えてきません。様々な木々がここでは共生しているようにも見えます。

鳥も沢山の種類がいます。いろいろな鳥の鳴き声やキツツキが木を突く音があちこちから聞こえてきます。

しばらく進むと、木が台風などの影響なのか、途中で折れていました。この森でも、倒木が芸術に見えてきます。

小田さん:森の中ではこうゆうところもありますよね。お客さんに安全な範囲で、できるだけそのまま残しておいてほしいなって思っているんです。

ヒメシャラの森からゆるやかな尾根を通っていくと、見晴らしのいい所にでました。

小田さん:去年の11月のフェスの時、お客様にアンケートをお願いしたんですけど、「犬のことを知っている人が少ない気がした。」というコメントがあったんです。

そこで、挨拶の仕方とか、ちゃんとしないといけないなと思いました。

まずは僕がお手本にしている栃木県の、ワンちゃんと一緒に宿泊できる那須高原のホテルにダメ元でメールを書いたんです。3月頃だったと思います。大台町でこんなことしてるんですけど、アドバイスを頂けませんかって。そうしたら、1週間後くらいに返事が来て、まず僕がそのホテルを見に行って、で、5月にそのホテルの方が来てくださって、アドバイスしてくださいました。

関東はワンちゃんと一緒に遊ぶところがたくさんあるけど、関西はまだ少ないので、しっかりやったらお客さんはきっといると思いますよ。と言ってくださいました。

勇気を頂いたのと同時に、しっかりやっていかないといけないなと思いました。

また、那須高原のホテルはシニア犬のリハビリにも力を入れていて、自然の中でリハビリなどもされていらっしゃったり、温泉を使ってシニア犬のリハビリをしていたりもしているんです。

ヒメシャラの森には、車椅子でも通れる木道があるんですけど、そこで車椅子のワンちゃんも森を楽しめるツアーが組めそうだねとおっしゃってくださったんです。

小田さん:あと、京都にわんちゃんのしつけ教室をしている方がいらっしゃるんです。アウトドアの中で、ワンちゃんのしつけの仕方を飼い主さんが学ぶという教室なんですけど、その方をご紹介いただいて、その方がこの期間中、半分以上、僕たちと一緒に森の中に入ってくださることになりました。

ですので、カリキュラムの中に「学び」を入れていこうと思っています。「ワンちゃんのしつけのこと」とか、「ワンちゃんと飼い主さんとの絆を深める」とか、「ワンちゃんと一緒に森の事をもっと知ろう」とか、「ワンちゃんと一緒に森の危険なところも知ろう」とか。

小田さんが取り組もうとしている「学び」は、ユネスコエコパークである大台町で開催するのにとても適しているように思います。教育機関であるユネスコの、エコパークに認定された大台町ならではの、「ワンちゃん」と「森」と「学び」が紐づくストーリーが、トヨタフォレストチャレンジから生まれてきそうです。

ここ、ちょっと面白いんですよ。

左側と右側の風景が全然違うでしょ?

全く別の山にいるみたいに見えますよね。

小田さん:左側は植林された林業のための山で、右側は 広葉樹の二次林なんです。こんな風景が見えるのも楽しいなって思うんです。

そういえば、以前、総門山を歩いている時に子鹿を見ましたよ。ウサギも見ましたし。この山はいろんな植物だけでなく、動物もいるように思います。

東京で散歩してたときと今とでは、げんきくんは変わりましたよ。ずいぶん痩せましたし。たぶん、運動量が全然違うんでしょうね。ノーリードで駆け回るなんて、東京にいたときはまずなかったですし。

それと、大台町に来て変わったことは、げんきくんの肉球がプヨプヨになったんです。アスファルトを歩いてるときより、かなりプヨプヨになりましたよ。ワンちゃんって、肉球でも息をしてるみたいで、だからこうゆうプヨプヨな状態を維持するのはいいことなんだそうです。

また、こうやって木の枝なんかが落ちてるところを歩くのもいいそうなんです。怪我したりするかな?と思ったんですけど、ドッグトレーナーの方に言われたのは、足の裏の刺激になるのでいいんだそうですよ。そうそう、アスファルトを歩かなくなった分、爪が伸びるのも早くなった気がします。摩擦がないのかな。

じゃあ、次のところを見に行きましょう。

移動中、小田さんが運転している間は、げんきくんはケージの中で大人しくしています。

小田さん:今回は川をメインにしているんですけど、いいところを見つけたんです。トヨタさんも知らなかったって言ってました。

ここはトヨタ三重宮川山林の芦谷林区ですね

去年モニターツアーをした時にこの森の中をワンちゃんたちと飼い主さんたちと歩きましたね。

小田さん:今回はそっちの入り口ではなくて、こちらから入ります。

さすが水質が最も良好な河川一つ、宮川を有する大台町。
「故郷の 水呑めば 母想う」

芦谷橋を越えたすぐのところに、小田さんが川遊びができるコースを作り出していました。

小田さん:今回歩くところを結構整備したんですよ。でも、やってもやっても切りがないところは、そのまま残していますけど、歩く場所は危なくないように小枝を切ったりとかしました。

この辺りもトヨタ三重宮川山林なんですよ。ただ、ヒノキのエリアではなくて、ここには広葉樹がたくさん残っているんです。

剪定は最小限で良いかなと思っていたんです。でも、人に危なくないようにとか、地面から伸びてる草なんかも、ワンちゃんだと、ちょうど目の高さなので、一つ一つ自分の目で見て剪定しました。

これが良いのか悪いのか、わからないんですけどね。

ふぅ、やっぱり川があると、空気が違いますね。気温も低くて夏でも涼しいし、爽やかですね。

小田さん:準備は、現地を見て、安全性を見ながら、これなら大丈夫かな?というところまで持っていくのに、結構時間を使いました。

石ころもどかしたり、杉の枝も掃き出して掃除しました。これが結構大変でしたね。自然をそのまま残している部分もあります。

この辺りは鬱蒼としてたんですよ。人の胸くらいまで枝がはり出してたんですよ。それを友達に手伝ってもらって剪定しました。結構重労働でしたね。5月の第2週に初めて手を入れて、それから2か月半かかりました。この辺りから30mくらいが一番大変でしたかね。

作業のときは両手使わないといけないから、げんちゃん(げんきくん)をリュックの中に入れて歩いたりしてるんですけど、最近は背中で寝てたりするんですよ。この子にとってどうなのかなあって思うんですけど、慣れてきてくれているんでしょうかねえ。

この辺りから、ノーリードオッケーのエリアにします。 歩く道と川までの高低差も少なくなっていきますし、ここからは上流域なので、川の中に入って遊んでもらいたいなと思っています。

リードを外すとげんきくんはあっという間に川の中へ走っていきました。

川は8月でも冷たくてとても気持ちが良かったです。

小田さん:あとは、本当はもっともっと時間を使わないといけないのは、そのフィールドをちゃんとお客さんに言葉とか動画で伝えなきゃいけなかったんですけど・・。いいものを作っても、伝えないと意味ないですもんね・・。

応募は、犬と一緒に宿泊できる情報を発信しているサイトさんが取材してくださって、Wans Laugh のことを紹介してくれたんです。そのおかげで、出だしは結構良かったですよ。メディアの力って大きいんだなぁって思いました。

なかなか手伝ってくれるスタッフが見つからないので、ちょうど奥さんも東京から来ることになっているんですけど、まあ、かなり手伝ってもらうことになると思います。

ここ、綺麗でしょう?ここでワンちゃんと飼い主さんと一緒に川遊びをしようと思っているんです。

ワンちゃん用のライフジャケットとかヘルメットも用意しています。

この辺りの木、すごくないですか?

小田さん:御神木って感じですよね。僕これ見た時、わーって思いました。歴史を感じますね。100年くらい経ってると思います。この辺りの木、すごくないですか?

げんきくんが嬉しくなって急に駆け回り始めました。

いない!

またいない!

すごい勢いで駆け回るげんきくん。

すごく喜んでいるみたいですね。

ここは小田さんが足場を作りかけていたところ。ここでもワンちゃんと飼い主さんが一緒に川遊びができるように、準備をしていました。

小田さん:以前はDIYもしたことなかったですよ。会社の仲間が来てくれた時、「何してほしいですか?」って言うんで、「じゃあ、足場を作って欲しい」って言ったら、その辺にあるものを利用して、みんなでやってくれました。

道具もぜんぜん持ってなかったから、やたらと買わなきゃいけないんですよね・・。

あ、ほら、げんちゃん、だめだよ!

げんちゃんも、小田さんのお手伝いをしたいのかもしれません。

足場作りを一段落して、ここでも川遊びをしようと考えていた小田さんは、さっそくげんきくんと一緒に川に入ってみることにしました。

小田さん:ここ、絵になるでしょう。

護岸がコンクリートで埋められていない、川本来の姿を今も残しています。木々の間から差し込む太陽の光がキラキラ輝いて、清流のおかげで真夏でも暑くなく、心地よい風も吹いてきます。

水はとても澄んでいて、冷たく気持ちがいいです。浅瀬になっているので、川の中をゆっくり歩くのも良さそうですね。

小田さんは、川に近いところにも足場を作りました。このおかげで私も土手を登る時にとても楽に登ることができました。ほんの少し手を加えるだけで、こんなにも便利に山の中の川原に降りることができるようになるんですね。

小田さん:この辺はこれで完了です。あとは使いながら調整していきます。

と言いながらも、気になる所にハサミを入れる小田さん。自分がどう思うかより、お客様がどう感じるかを大切にしています。

小田さん:たぶんこの対岸あたりにFSCの看板が立ってると思うんですよ。

あ、げんきくんが川に戻っていきました。

帰りたくないげんちゃん。

嬉しそうに駆け回ったり、川を見入ったり、げんちゃんはこのコースがとても気に入っているようすです。

小田さん:お客さんにも気に入ってもらえたら良いなと思います。

やっぱりげんちゃんは川へ降りていきました。

この辺りの岩や木には青々と輝く苔がびっしり付いていて美しいです。

小田さん:8 月ならではの森の見どころのポイントは、この美しい苔もなんですよ。

このトヨタ三重宮川山林がメインのコースになります。

小田さん:今回は逆に回っちゃったけど、滝頭不動滝は朝が良いと思うんですけどね。ここに来て、川遊びをしてから、北総門山の尾根を歩きます。

他の地域では、人間がウェットスーツを着て、ワンちゃんがライフジャケットを着て、水の中に完全に入って遊ぶようなイベントもしているそうなんですよ。那須高原や軽井沢は結構進んでるんです。僕も来年できたらしたいなと思います。

仕事の内容は、現地調査、場所決め、整備と安全性のチェック、それで何をするか決めたら、それに向かって進めていく感じですね。

今はまだ、自分で分かっていないと人にお願いもできないので、まずは自分でしたくてしています。でも、現場が分かってきたら、半年に一回掃除したら良いかなと思いますし、そうなったら今みたいに大変じゃなくなると思うんです。

山に入りだして1年

小田さん:滝頭不動滝は毎日行っていて、だんだん危ないところも分かってきました。

お客さんには、注意するポイントで注意を促したり、でも、そうでない所で注意ばかりすると景色を楽しめないですしねえ。自分が経験したことを通して、お客さんに伝えていきたいですね。

あとは若い人たちに新しい場所を開拓してもらったりできたら、季節ごとにとか、年ごとに場所を回せるようになりますし。

奥伊勢フォレストピアに来てみると

小田さん:実はここでキャンプをするんです。奥伊勢フォレストピアさんはグランピングを8月中はクローズするんだそうで、その間使っていいよって言ってもらってるので、グランピングのテントを片付けて、お客さんが自分のテントここに張って、宿泊してもらえるようにするんです。

ドッグラン

小田さん:そして、こちらの広場をドッグランにしようと思っています。

まだ今の所、キャンプのお客さんは少ないので、しっかり集客もしたいなと思っています。

イベントは始まりました。たくさんのご応募をいただいて、毎日ワンちゃんと飼い主さんの笑い声がトヨタ三重宮川山林の森の中をこだましています。

小田さんは、ワンちゃんの写真をヒノキのプレートに刻印するグッズも考えていました。

この日は急遽スタッフ募集の相談をしたくて、奥伊勢テラスさんを訪れてみました。

イベントのチラシを置いてもらって、スタッフとして来てくれそうな方がいたら教えてもらえるようお願いしました。

大台町役場と道の駅の間にある、奥伊勢テラスさんにお立ち寄りの方は、ぜひチラシを持っていっていただいて、周りの方にも宣伝してくださいね。

現在進行中のイベントの様子などは Wans Laugh のフェイスブックページでご覧いただけます。

Wans Laugh のホームページはこちらです。
イベントの予約はこちらからどうぞ。

予約に関するお問い合わせはこちらからどうぞ。

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